教育問題「必修科目の履修漏れ」について

全国の公立、私立高校での必修科目の履修漏れが相次いで問題になっていますが、はっきり言って 生徒には何の問題もなく寝耳に水、特に進学の受験生にとってはいい迷惑で全くの被害者でありま す。そもそも、この問題はふって沸いたようなものでなく今年度だけに限らず過去に遡って調査す れば単位未修得のまま既卒した者が多くいるはずです。

教育改革の本質的な問題は、月間東郷の4月号でも指摘したが「大学入試改革」であります。詰め 込みの知識を問い、偏差値を基準にはかるので過酷な受験競争が生まれ、学校が予備校化し、受験 に必用な科目のみを行なうという事態を招いてしまったのだといえます。根本的には、大学の入試 の方法を議論しなければならないが、どうしてこのような問題が生じたのか原因を究明していくこ とが必要です。だからといって学校の責任とだけはいいにくい。義務教育ではないのだから社会状 況に応じ、生徒に配慮したカリキュラムを組むことは、ある程度は裁量の範囲内の話であります。
それはそれとして今回の最大の被害者は生徒であり、途中でルールを変えられたのでは全く気の毒 であります。

例は違いますが、お隣の春日井市で起こった市議補選で選管の判断ミスで告示後に定数が1から3 に変更され、途中で中止せずに強行しておきながら選挙無効を訴え現在法廷に持ち込まれています。 命がけでやっている候補者の立場で考えれば途中で二転三転ルールが変えられてはやってられない。 今回の受験生もそうだ。人生に関わる問題なので特例的に救済措置を考えてあげる必要があると思 います。

高校では、社会で役立つ最低限の教養と道徳、論理的思考力を教えればいい。教える教師すら読ん だこともないような文学の作者を丸暗記させるような受験勉強が本当に必要だろうか?

更新日11月2日



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