いじめ問題について

いじめによる児童・生徒の自殺が社会問題となっています。なぜ自殺にまで追い込まれてし まったのか?教師の言動がいじめのきっかけとなり、その後の学校側の対応も事実を隠蔽し たり、釈明に追われる不甲斐ない対応をして批判を浴びている。揚句の果ては、政治家の常 套手段かと思っていた病院へ雲隠れ。そもそも教師としての資質があったのか疑いたい。

学校のいじめは何も今に始まったわけではありません。大なり小なりどこにもある問題です。 「いじめは犯罪です」と力んでいた評論家がテレビでいましたが、本質を全く理解していな い。いじめ=犯罪として加害生徒・児童を法律で処罰すれば解決するのであろうか?暴行や 恐喝など個別の事案は別として、言動によるもの(からかい)などは教育現場において犯罪 として成立しないであろう。またいくら文科省の役人が制度を議論しても決してなくならない。
いじめは大人社会の病巣を反映したものであり、子ども社会特有のものがある。仲間外れに なるといったことで集団でいじめたり、無視したりとエスカレートしていくといえます。

いじめ対策として、もちろん行政としても取り組んでいく必要がありますが、

@まず現場の教師の人間力であると考えます。身体を張って、生徒一人一人と向き合う先生が 少なくなったのではないか?また学級崩壊などが言われていますが、生徒からなめられている ようではダメです。本気でぶつかって教師の信頼があれば子どもたちは心をひらくのではない か?いじめも教師の力量(指導力)によるところは大きい。

A次に学校の対応ですが、隠蔽体質を改め、いじめはどこでも起こり得る問題として、常に アンテナを貼り、ちょっとした兆候も見逃さないように常に学校全体で掌握し、問題をオー プンにしていくことが必要です。加害生徒、被害生徒に対して教育的ケア、家庭とのコミュ ニケーションを行ない、注視していくことが必要であると思います。

今月号の「月間東郷」の中でも訴えていますが、教員の資質向上が必用と思います。教育者の 不祥事が相次いでいますが、猥褻教員は即クビ。こんな教師が生徒から信頼されるわけがない。 また理念がなく、与えられた仕事だけをする、また自分の出世だけを考える、サラリーマン化 した教師が多くなったように思う。

「からかいやすかった」といった教師、学校の責任はあまりに大きい。こうした悲劇が二度と 起こらないようにしないとなりません。

更新日10月21日



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